ISO規格改正の概要

「全ISOマネジメントシステム規格の一斉改正」

 ISO(国際標準化機構)において、様々なISOマネジメントシステム規格同士の整合性を取ることが課題となり、2006年からJTCG(合同技術調整グループ)が発足した。

 JTCGにおいて、新たに設置されたTF1(タスクフォース1)で2009年9月から2010年10月の約1年にわたり、ISOマネジメントシステム規格の共通テキストの検討が行なわれた。その結果、ISO/IEC Directives Annex SL(SIO/IEC 専門業務用指針 補足指針 附属書SL)が作成された。

 ちなみに附属書SLのSLとはISOだけに適用する、附属書の通し番号であり、SAからSLまである。附属書SLの表題は「マネジメントシステム規格の提案」となっている。

 

「附属書SLの構造(HLS:ハイレベルストラクチャー)」

 附属書SLでは、全マネジメントシステムにおいて規格を作成するにあたり、ハイレベルストラクチャー(上位構造)を用いなければならないことを要求している。その構造、つまり規格の章立ては、以下の通りである。

 

HLS100.jpg